カローラツーリングハイブリッド4WDの評価や口コミまとめ

2020年8月に発売され、2022年10月にマイナーチェンジとなったトヨタのカローラツーリング。

市場では「マイナーチェンジ後のモデルを購入すべき」という意見も多く、口コミや専門誌からの評価も非常に高いです。

しかし、常に良い評価ばかり目にすると、「本当に欠点はないのだろうか?」と疑問を持ち始めるものです。

どんな車にも長所と短所は存在します。

そこで、ここでは、カローラツーリングW✕Bハイブリッド4WDを購入を前提とした目線で、評価や口コミから欠点と思わしき項目を探し、燃費や価格、走行性能なども評価してみようと思います。

なお、調査はTwitterやYouTube、掲示板、価格comなどの口コミサイトを始め、実際に購入したユーザーの意見をも参考にしています。

カローラツーリング:エクステリアに対する好評価は多数

トヨタカローラツーリングのエクステリアについては、8割以上の人が肯定的な評価をしています。

口コミを見ると、以下のようなコメントが目立ちます。

  • フロントマスクが非常にかっこよく、存在感がある
  • 全体的にスタイリッシュで魅力的
  • 先進的で洗練されたフロントライト
  • 従来のカローラとは一線を画するスポーティな外観

先代の落ち着いたデザインから大胆に若々しくスポーティなデザインに一新されたことが、多くの評価を集めています。

特にフロントマスクへの肯定的な意見が多いことがうかがえます。

一方で、エクステリアについて否定的な意見も一部あります。

  • 「欧州仕様に比べてどこか寸詰まりして見える」
  • 「リアデザインがいまひとつピンとこない」

特にフロントデザインが評価される一方で、リアデザインについては不評を買っている声が見受けられます。

フロントが流線型でスタイリッシュなだけに、リアデザインがそれに見合わないと感じる人もいるようです。

カローラツーリングのインテリア評価:支持は半分程度

トヨタカローラツーリングのインテリアに対する評価は賛否両論で、満足している人が約50%となっています。

インテリアに満足の声を寄せたユーザーからは、

  • 素材の質感が良く感じられる
  • 意外にも室内が広々としている
  • W×Bグレードでは内装の高級感が際立つ
  • ディスプレイオーディオの大きさと視認性が優れている

といったコメントが寄せられています。

特に上級グレードW×Bに設定されているホワイトシートや、黒の内装に白いステッチが施されている点が質感を高めていると好評です。

先代モデルのカローラフィールダーと比較しても、質感が向上しているとの声が多く見受けられます。

一方で、インテリアに対して不満を持つ声も少なくありません。

不満の主な点は以下の二つです。

1.後席の狭さに対する不満

カローラツーリングのインテリアでは、特に後席の狭さが問題視されています。利用者からは、

「後席の狭さが気になる。足元も頭上も狭く、シートの位置が低く乗り降りがしにくい」

という意見が寄せられています。このため、ファミリー層や同乗者の多いユーザーは、特に後席のスペースを事前に確認することが推奨されます。

下級グレードの内装質感の問題

また、下級グレードのインテリアについては、

「インストルメントパネルを除くと、内装がプラスチック感溢れて安っぽい」

「下級グレードの質感は明らかにチープ」

といった声が挙がっています。

下級グレードではウレタン製のハンドルやファブリックのシートが採用されているため、これが安価な印象を与えているようです。

カローラツーリング:価格に関するユーザーの満足度

トヨタカローラツーリングの価格設定については、約60%のユーザーが満足していることが分かりました。

これらのユーザーからは以下のようなポジティブなコメントが寄せられています。

  • 「コストパフォーマンスが非常に良い」
  • 「見た目が高級感があり、価格以上の価値がある」
  • 「同じクラスの車種と比べても、価格がリーズナブル」

特に、同クラスの他のスポーツタイプワゴン車種、例えばスバルの新型インプレッサと比較しても、新車価格が低く設定されている一方で、スバルと同等クラスの安全装備が追加されており、エクステリアの高級感が感じられる点が評価されています。

これらの要素が、コストパフォーマンスの高さを支持する理由となっています。

一方で、カローラツーリングの価格に不満を持つユーザーもいます。

  • 「乗り出し価格が400万円近くと高すぎる」
  • 「国産ステーションワゴンとしては高価」

この点について、実際にカローラツーリングの見積もりを行ったところ、ハイブリッドW×B(E-Four)グレードを基準にすると、基本価格は約360万円からスタートします。

追加のコーティングやサービスパック、人気のエアロパーツを含めると、支払総額は約370万円程度になり、オプションによっては400万円近くに達することもあります。

ただし、基本的な装備のみで構成した場合、価格を320万円程度に抑えることも可能です。

こうした見積もりから、多くのオプションを選択すると価格が高くなる傾向にありますが、トヨタブランドの信頼性や装備の充実度を考慮すると、多くのユーザーが価格に納得しています。

最終的には、値引きの交渉次第でさらに購入しやすくなる可能性もあるため、積極的にディーラーとの交渉をお勧めします。

カローラツーリングの燃費評価:大多数が満足

トヨタカローラツーリングに関する燃費の満足度は約90%に達しています。

ユーザーからの口コミを見ると、以下のような燃費性能が報告されています。

  • 1.8Lガソリン車は平均で13km/Lから14km/L
  • ハイブリッドモデルでは25km/Lから26km/L
  • ハイブリッド4WDモデルでは19km/L

これらの数字からも、カローラツーリングがステーションワゴンとしては非常に良好な燃費を実現していることが分かります。

ガソリンモデルは業界平均を上回る燃費であり、特にハイブリッドモデルはカタログ値に近い実燃費が出ていることが多いと評価されています。

この燃費達成率の高さが、ユーザーからの高評価につながっています。

一方で、燃費に対して否定的な意見も存在します。

いくつかの口コミでは、ガソリン車の燃費が期待以下であるという意見が見られます。

具体的には、

  • 「実燃費が平均10km/Lしかなく、予想より低い」
  • 「他の競合車種と比較しても、特筆すべき燃費の良さは感じられない」

という声があります。

しかし、ライバル車であるスバルのインプレッサスポーツとの比較では、実燃費がほぼ同等であることがわかります。

以下の表がその比較を示しています。

車種カローラツーリング(1.8Lガソリン)インプレッサスポーツ(1.6Lガソリン)
カタログ燃費 (WLTCモード)14.6km/L14.0km/L
実燃費12.7km/L12.4km/L

このデータから、カローラツーリングのガソリン車が特に燃費が悪いわけではなく、ハイブリッドモデルの優れた燃費性能によって、相対的に見劣りしてしまっている部分もあると考えられます。

そのため、実際に車を選ぶ際には、用途や走行条件に応じたモデル選びが重要になります。

カローラツーリング:エンジン性能に関するユーザー満足度

カローラツーリングのエンジン性能について、約80%のユーザーが肯定的な評価をしています。

詳しく見てみると、以下のような特徴が評価されていることがわかります。

【ガソリン車の特徴】

  • スムーズな加速感
  • 十分なトルクで扱いやすい
  • 力不足を感じさせないパフォーマンス

【ハイブリッド車の特徴】

  • モーターのアシストによる快適な走行
  • EVモードでの静かでスムーズな走り
  • 低速からの力強い加速

これらの点が、ユーザーから高く評価されています。

特にハイブリッドモデルは、プリウスと同等のエンジンを搭載しているため、その性能の高さが支持されているようです。

一方で、エンジン性能に対して不満を持っているユーザーもいることが調査から明らかになりました。

加速感の不満

特にハイブリッドモデルについて、「加速がパンチに欠ける」という意見があります。

追い越し時や急な坂道での加速が物足りなく、パワー不足を感じるケースがあるようです。

これは、ハイブリッドエンジンが燃費効率を優先しているため、一部のユーザーにとっては不満点となっていることがうかがえます。

カローラツーリングのハイブリッドモデルとガソリンモデルの性能比較では、ハイブリッドが特に低燃費である一方で、一部のユーザーからはよりパワフルな加速を求める声もあります。

トヨタカローラツーリングのエンジン性能に関しては、全体的には非常に高い満足度を示しているものの、用途によってはパワフルさを求める声もあり、ユーザーの期待に応えるためのさらなる改善が期待される部分です。

カローラツーリングの総合評価:燃費と走行性能に高評価多数

トヨタカローラツーリングに対する全体的な口コミや評価を集計すると、約70%の人がこの車を好意的に評価しています。

特に評価が高いのは以下の点です。

  • スポーティで若々しいエクステリアデザイン
  • ハイブリッドモデルとガソリンモデル双方で感じられる十分な加速力
  • 実燃費の良さがユーザーの期待に応える
  • 走行の基本性能(走る、曲がる、止まるの能力)が高い

これらのポジティブな評価は、カローラツーリングの魅力として大きく寄与しています。

しかし、車としての評価は100%ではなく、以下のような否定的な意見も見受けられます。

  • 後席の狭さ:カローラツーリングは先代モデルよりも車体が大きくなりましたが、後席の足元や頭上のスペースが限られており、乗降性にも難があります。
  • コストの高さ:特に上級グレードでは価格が400万円近くに達することもあり、コスト面での懸念があります。
  • ロードノイズ:特に静粛性が求められるハイブリッドモデルでロードノイズが目立つという意見もあります。

このような背景から、購入検討者はカローラツーリングの様々な特性を総合的に評価する必要がありそうです。

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